地っ、地震だぁ~!?
異様な位に紅い朝焼けの朝・・・
暗闇を照らすヘッドライトを頼りに走っていると、
外の景色が何やらおかしい・・・
すると突然っ!?
車ごと突き上げられるような感じを覚えた直後、
車が大きく弾んだのでした
慌てて急ブレーキを掛ける間も、突き上げられ感は大きくなる一方で
止まった車中でトランポリンの上に居るように上下に激しく揺られ・・・
と、そんなレポをする時がやってくるかも知れませんねぇ
今日は、未曾有の大惨事に見舞われた関東大震災発生日に由来する、
「防災の日」
昨夜も、近々起こるかも知れない、関東大震災の特集がTVで放映されていた。
関東大震災のプレート直下型大地震のメカニズムはほぼ解明されているのだが、
それを完全に予知する事は難しい。
過去の震災のサイクルから予想するしか無いのだが・・・
先日、世界遺産に登録された「富士山」も、爆発の恐れがある活火山なのは、皆様も良くご存知の事です。
日本列島の生い立ちが全ての根源に有るのだが、
それを知りながらも狭い国土を有効に活用するしか無いのである。
なので、防災グッズの備えや非難訓練に、過去の研究者達が残してくれた記録を元に、いろいろと工夫を凝らしている現代の日本であるが・・・
そもそも、埋立地が相当な面積を占める東京湾、相模湾沿岸は、一度巨大地震に見舞われたら、ひとたまりも無いのである。
そんなシュミレーションの画像をTVで、関東地方から500km以上離れた奈良の田舎で見ていると、他人事に感じてしまうのは私だけだろうか。。。
阪神淡路大震災の時には、大地震という恐怖を目の当たりにしたのだが、もう既にその体感も薄れてきているでは無いか・・・
ゆで蛙と言う風刺が有るが、多くの人々が巨大地震が来ると言う危機感は無いのでは無いだろうか・・・いや、無いわけでは無い。
危機感は、有るのである。
が、それに備えて生き延びる施策が無いので、どうすれば良いのかが解らないのが本当だろう・・・
自然の驚異、
これに立ち向かうために備える限度は無い。
同時に、完全な備えも無い。
東日本大震災直後の大津波で、世界的な原発大事故となった日本・・・
未だに原発根絶という旗をあげもせず、原発に未来を求めている。
そんな原発が供給する電気を使う地域に暮らすのは、原発を容認しているのと同じなので、この地域から会社を辞めてまでも出て行ったかつての同僚も居るのである。
彼は退職金で日本を離れ、原発の無い外国の地に居ると思っていたのだが、風の頼りで、今彼は日本に居ることが解ったのである。
しかし、彼が住む自治体には、原発で作られた電気を使用せず、風力発電、太陽光発電による電気の供給でまかなわれている場所だそうだ・・・
彼自身も、風力発電の仕事を興して居るようである。
私自身も原発には反対だが、彼ほどに意思を貫徹するだけの強い憤りを持てていないのは事実であり、ここ関西に住み続けている。
便利さが優先する今の生活、これがゆで蛙の源であるのは間違いない。
世界的に復興、繁栄した東京。
再びここを中心に起こるであろう大震災。
その日が確実に近づいているのは間違いない。
防災の日という、ひとつの警鐘から何を学ぶ事が出来るのか、
どう行動するのか・・・
ゆで蛙の大きな鍋のなかでは、気がつかずに毎日が過ぎて行く事になるので有る・・・
原発の根絶、クリーンエネルギーの活用、地震の少ない地域への遷都(これはありえないか・・・)、とにかく日本は唯一の被爆国であるが故に、原子力の恐ろしさを一番身にしみているはずである。
オリンピック誘致に躍起になっているが、商売とは違う、国を守る事に力を注ぎ舵取りをするキャプテンは現れないのだろうか・・・
取り留めの無く、まとまりのない今日のブログ・・・ですね
まぁ、こんな愚痴っぽい日も有ってもいいでしょ
おしまい