このブログの初めてもうすぐ3ヶ月が経とうとしています。
梅雨入り?って記事の投稿から私のブログはスタートしたんだっけ・・・
田植えが始まった時期に、ここからの写真が始まりでした。
その田んぼの稲も今では立派に育ってご覧の通りになりました。
同じ県内でも、もう稲刈りが始まっている地域も有るのですが、ここはまだまだ先の様です・・・
今年は雨が多く、日照時間が例年より少ないと聞く・・・さて、今年のお米の出来具合はいかがなもんだろうか?
これから台風シーズン到来であるが、無事に秋の収穫を迎えて欲しい。
さもないと、今年買うお米が無くなってしまうのである。この田んぼで取れたお米を毎年買っているからなんです(笑)
一昨日にここへ来たのは、田んぼの「その後」報告を兼ねると同時に、何週間か前にこの田んぼの西の端(見えないが写真左方面)を車で通過中に、紅白の布を被せた記念碑らしき物の落成序幕式?か何かで朝早くから沢山の人が集まっていた事があって、毎日この道端を車で通る度にその碑に書かれている文字がちょっと気になってて・・・
毎日こんな感じで道を車で走っているけど、写真中央に見えるのがその気になる文字が書かれている石碑・・・
その右に見える白い四角い物は、寸前に通過してきたラブホの入口表示の看板で最近仮設されたものであるから、景観が悪くなってしまっている・・・
この石碑、あまり大きなものでは無いし、ガードレールの向こう側の斜面に建ててあるので、注意していないとこの道路を走っていても気が付かない人もいるだろう。
その気になる文字とは?
「嫁取橋(よめとりばし)」
と、書かれています。
最初にこの文字を見たときの印象は、余り良い気持ちがしなかったのを覚えています。何故って?
お金持ちか誰かの娘さんが、事故が災害かで橋が原因か橋で何か有ったか不明だが、墓標のつもりか?な~んて思ったのが第一印象だったんです。でもよく考えて見ると、除幕の時に使われていたのは紅白の布・・・?
これは墓標では無くて、何か新しい物だと思うようになり、この日に行ってみようと思ったのです。
裏には、「下ツ道保存研究会」と書かれています。
この保存研究会の団体さんたちがどうやらこの石碑を建てた様ですね。
「下ツ道」・・・何だろう?
色々とヤホー(笑)で調べてみました。
奈良に都があった時代、南(現在の橿原市)の藤原京から平城京に向かって作られた南北の道の一つだそうな・・・いわゆる昔の街道ですね。
石碑の大きさが解る様に、我が愛車とともにパチリ(笑)
嫁取橋
←南へ八十五米(85メートル)
と書いてあるので、行ってみました。
石碑の直ぐ際が交差点なので、そこから南方面を見ています。
これが下ツ道 下り(南向き)方面(笑):道は上ってるけど(ガハッ)
85m・・・ちょうどこの先の橋の事かな?
(ここは私も含め皆よく車で走る地元道なので大体解る)
行ってみましょう!
そうですね、この橋が「嫁取橋」 なんですね。普通の橋です(笑)。そういえばこの橋、以前の欄干は石だった様な気もしますが。なんせこの道って狭いんだけど結構裏道として通勤ラッシュ時以外でも生活道、抜け道として皆さん利用されている道ですからね。トラックもバンバン!通りますから。でもこの橋、車の対向が出来ないほど幅員は狭いです。
確かに橋の欄干のたもとには、「嫁取り橋」と書かれてます。
ここがそうだよって呼びかけています。
これも、先の下ツ道保存研究会の方々が作られて設置されたのでしょうね。
真新しいです(笑)
この橋、上面は舗装してあるのだが、相当古くなっています・・・
でも、言い伝えの面影はないですね。
言い伝え・・・そう、この嫁取り橋の名の由縁です。
この地方に伝わる昔話が残っているそうです。とても切ない恋物語が秘められています。
ここで詳しくは書きませんが、最初にこの石碑の文字を見たものにイメージは近かったかも知れませんねぇ・・・諸説有るようですが、調べた中で面白かった観光用に脚色(多分)されたHPを見つけたので興味のある方は参考にここを見てみてください。
↓↓↓このHPの昔話の第24話です↓↓↓
http://kanko-tenri.jp/old_tale/renge_05.html
←嫁取り橋から、さっきの石碑方面を見ています。
こうしてみてみると、この下ツ道、私結構利用している事に気づきました。
この道は渋滞の多い国道に沿って南北に走っていますから、絶好の抜け道なんです。
対向できない所もたくさん有るのですが、無謀な私は良く車で実家の方まで走ります。
下ツ道って調べると、古い史跡を巡りながらウォーキングされてる記事が沢山ありました!
とのもかくにも、奈良って歴史街道が沢山有ります。道路を作る時にこの辺りを掘り返すと、絶対に何かが出てくる・・・そしたらその調査と保存で工事はまず1年は遅れる(笑)。この写真の先にはインターチェンジが出来る予定だが、大々的な調査が以前行われていた。そんな事も大事だけど、街道がそのまま現代も生活道路として生き続けている事が凄いと思う。古(いにしえ)の話をたどるのは、不思議に面白い。
今度、暇が出来たら史跡巡りでもしてみようか・・・いつになるかは定かではない(笑)
この記事へのコメント
普段見慣れている場所や地名でも、調べるとなかなか奥深いんですね。
おそらくいろいろなドラマがくりひろげられたんでしょうね
おそらくいろいろなドラマがくりひろげられたんでしょうね
Posted by Yo at 2009年09月15日 22:18
Yoさん、こんばんわ!
そうですね・・・こうして歴史が作られるんですね。車でスッと走ると何も感じなくても、道って歩いて見ると新たな発見が有って面白いです。
ありがとうございます!
そうですね・・・こうして歴史が作られるんですね。車でスッと走ると何も感じなくても、道って歩いて見ると新たな発見が有って面白いです。
ありがとうございます!
Posted by HIDE at 2009年09月15日 23:37